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2022.04.17

想い出の中の香り(その2)

先日きんかんの蒸留をしました。
小さくてまるいきんかんを蒸留窯に入れると、水にぷかぷか浮いてとてもかわいく、フタをするのをためらってしまいました。
そうはいってもやはり香りが気になります。
がっちりとフタをし、蒸留を始めました。


しばらくするとなつかしい香りがしてきました。
想い出の中にある香りです。
祖母がジャムを作るのにきんかんを切っているところ、大きな鍋を七輪にかけ、ジャムを炊いているところ。
そんななつかしい場面がよみがえりました。


きんかんの香りが祖母を想い出させてくれました。
やっぱり香りは不思議です。



K


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