2022.01.21
香りが良いワケ
珍しく、温暖な南紀熊野も雪景色になった寒波。
そんな慣れない厳しい寒さの中、山班は頑張って熊野の森に行きました。
視界を遮る雪、風の音が余計に寒さを感じさせます。
自然の中で生きる木は、どんなに厳しい環境にあっても、その命を繋ぐために懸命に耐えます。移動することのできない木が生きるためにすることの一つが香りを創り、自身を守ること。
その大切な香りをお裾分けしてもらうために、私たちは一つ一つ丁寧に手仕事を重ねていきます。
山班は、森を育ててくれた人と自然に感謝を、
抽出班は、厳しい自然を生きた木と山班に感謝を、
瓶詰め班は、全工程を経て届けてくれた事に感謝を、
販売班は、全ての班と熊野の香りを見つけ出して購入してくれたお客様に感謝をお届けする。
「ありがとうございます」を大切に紡いで繋いでいきます。自然と共に暮らしながら、全ての仕事に敬意を持って生み出される「熊野の香り」。
この全てのプロセスが、心地よく、皆様の暮らしをサポートする生きた森の香りになるのだと思っています。
行き詰まった時こそ、クタクタに疲れたそんな日こそ、熊野の香りをそっと香ってみてくださいね。
タケ