2022.05.19
自然の中で、香りを育む
香りは嫌い、そう思ってきた。
だけど、嫌いなのは、人工的に作られた合成の香りだということに、
アロマケアや、天然の香りを製造するようになって、気づいた。
山や川、海で遊んできたからこそ、
好きな香りは、自然の中で(田舎で)感じる香りだ。
そして、勝手に自分の中で、化学的な香りと自然の香りの違いを理解しているのだと思う。
なんとなくだけど、天然うなぎと、養殖うなぎがわかるように、きちんととった出汁とインスタントがわかるように。
最近の子供たちは、芳香剤のレモンの匂いが本当のレモンの香りだと思っていたり、
ラベンダーのお花を香ったことがなかったりするとのこと。
日本が誇る「ヒノキ」の香りを、くさいと感じたり、単に木の匂いとしか認識しない子供たちも増えているそう。
「香り」の共通の認識が崩れると、
無臭の天然ガスにつけている臭いや、燃えたり焦げたりする臭いなど、
世の中の危険を感じる香りも認識されなくなる、ぞっとする時代がくるかもしれない。
自然界の生き物にとって一番大事ともいわれる「嗅覚」だからこそ、
自然の香りの中で遊んだり、
天然の香りを生活の中に取り入れたりして
大事にしないと!と思います。
Hori
【公式オンラインショップ】エムアファブリー | 国産アロマ【熊野の香り】 和歌山県「熊野の森からの贈り物。」 (m-affably.com)